アスペルガー(ASD)は仕事で営業が出来るか

アスペルガー(ASD)が苦手な仕事

アスペルガー症候群にとって相手の気持ちを理解しながら物を販売する営業職はかなり難しい仕事の一つだと言えます。

アスペルガーと営業という仕事 

決して出来ない訳ではありませんが、コミュニケーション能力が定型発達の人より劣っているアスペルガーなので、出来れば携わらない方が良い仕事なのでしょう。

人間関係が円滑でないASD

学生時代から

 

  • 友達が出来ない
  • 気付けばいつも一人
  • 空気が読めないと言われる

 

自閉症スペクトラムの人は子供の頃から人間関係で上手く行く事が少ないのですが、これは相手の気持ちが理解しにくいから。

 

自分では理解しているつもりなのですが、自分なりの解釈が定型発達の人とは異なっている事に気付かない・・・自閉症スペクトラムの特徴なのでしょう。

 

そのため

 

どうして他の人は誰とでも上手くやっていけるのだろう?

 

と言った疑問を感じながら生きてきたのですが、解決策が見つからないまま大人になった発達障害の人は、大人になっても分からないまま社会に出てしまう事が少なくありません。

 

にも関わらず普通でも難しいと言われる営業などに就いてしまうと、成果を上げる事が出来ず辞めてしまう事になってしまうのです。

ASDでも営業職が出来る場合はある

私は過去に1度だけ営業をした事がありました。

 

少し特殊な(悪徳商法と呼ばれる類)仕事だったのですが、それなりに成績が良かったのは

 

とても好きな物だった

 

から。

 

そのため売れる物と売れない物のギャップがかなりあり、好きな物しか売れないという大きな問題を抱えていたのです。

 

しかしもしこれが好きな物ばかりであれば、きっと私はもっと好成績を出す事も出来たはずなのですが、そういう訳にはいきませんでした。

 

好き嫌いが激しいのは発達障害の特徴ですが、仕事で販売する物でも好き嫌いが出来てしまうのは仕方がない事。

 

もし好きな物だけを販売する仕事であれば、決して出来ない仕事ではないと言えるのでしょう。

 

 

経験した私ですが、ASDで自らこの職種に就く事はやはり避けた方が無難です。

 

他にも売り上げが多かった後の飲み会が他の職種より多いように思うのですが、この飲み会もかなり窮屈だと感じていました。

 

仕事が出来る出来ないも問題としてあるのですが、仕事上での人間関係、上司や同僚などとの付き合いにも辛さを感じる場合が少なくないので、出来るならあまり人付き合いの無い仕事が良いですが・・・

 

アスペルガー症候群が苦手だと言われる仕事の営業職。チャレンジ精神があれば挑戦する価値はありますが、職種としては適切ではない場合の方が多いようです。

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