アスペルガーの女性は表情がなく笑わない

アスペルガー症候群の女性は表情が乏しい

アスペルガー症候群(ASD)女性は表情が非常に乏しく顔に感情が表れないので何を考えているか分かりにくいと言われる事があります。

 

  • 嬉しいはずなのに笑わない
  • 腹が立っているはずなのに怒らない

 

まだ怒りの感情は出しやすいのですが、アスペルガーは滅多に笑顔にならない人が多いのです。

アスペルガーの女性は表情が乏しい

理由は簡単で、

 

嬉しいと思う観点が定型発達の人とは異なる部分が多いから。

アスペルガーに笑顔がないのは何故?

決して嬉しいとか楽しいという感情がない訳ではありません。

 

アスペなりにそのような感情は普通の人と同じだけ持っているのですが、そう思う事の数が極端に少ないのです。

 

これは自閉症スペクトラムの特徴の一つ、興味の幅が狭いという事に繋がるのですが、普通の人が喜ぶような事にあまり興味を抱かない・・・

 

そのため、普通なら嬉しい事なのに嬉しいと思わないから顔や態度に表れないのです。

 

例えばよく言われる苦手な事の1つにサプライズがあります。

 

自閉症スペクトラムは突発的な事が起こるとどのように対処して良いかが分からないから、突然サプライズされても困ってしまいます。

 

家に帰り扉を開けた途端

 

「ハッピーバースディ!!」

 

開催した人達はきっと喜んでくれるだろうと思い準備を進めるのですが、いざ蓋を開くと笑顔にすらならないASDの人。

 

状況を把握するのにも時間がかかるのですが、それ以上にいつもの毎日が崩れる事が嫌だとすら思ってしまうのです。

 

 

嬉しいと思う事が少ない

 

サプライズをされれば誰もが喜ぶ・・・という訳ではなく、突発的な事が苦手で尚且つルーチンワークが崩れる事が苦手な自閉症スペクトラムにとってサプライズは決して喜ばしい事ではありません。

 

感情が乏しいと言うよりも、喜ぶ出来事や楽しいと思う出来事が極端に少ないから笑顔にならない事が多いという方が正しいように感じています。

楽しい時は笑顔を見せるアスペルガー

側で発達障害の人を見ていると、自分の好きな事には情熱を持って嬉しそうに話している姿を見る機会があるのではないでしょうか。

 

普段は笑みの1つもこぼさないような人なのに、ここまで強い思いを持てる事があるのか!?と驚くような表情を見せる事があります。

 

つまり、発達障害は笑わないのではなく笑うツボが定型発達の人とは大きく異なっているという事。

 

誰もが当たり前のように楽しいと思える事には興味を持たず、自分の好きな事、それもとても狭い範囲の事だけに興味を持ってしまう・・・

 

アスペルガー症候群(ASD)の女性は表情が乏しく笑顔がないのには、こんな理由が隠れているのです。

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