アスペルガーのは常識がない訳ではない

アスペルガー症候群と常識がないのは異なった問題

アスペルガー症候群(asd)と常識がないという事は異なった問題です。時々

 

アスペルガーだから仕方ない
アスペルガーだから出来ない

 

と言われた話を聞くのですが、自閉症スペクトラムは脳の機能性障害なので出来なくても仕方が無い事は沢山あります。

アスペルガーと常識 

決まった事を途中で変更出来ない、抽象的な言葉が理解出来ない、相手の気持ちが分からないなど、これらは発達障害の特徴とも言える部分。

 

そしてこれらは出来ないもしくは苦手だと感じる人が多いのです。

 

どこまでを常識と考えるかは人それぞれなのですが、してはいけない事は当然理解しています。

 

人に嫌な思いをさせてはいけない
人を傷つけてはいけない
人とは仲良くしなければならない

 

小学生でも知っているような事は当然理解しています。自閉症スペクトラムは脳に問題があるのですが知能障害は伴っていないので、定型発達の人と同じ理解や認識はしているのです。

発達障害と定型発達の常識の違い

発達障害の人は自分が普通ではないとは思っていません。

 

何となく人とは違うという事は子供の頃から気付いていても、少し人とは違うだけ程度。

 

いじめられた経験を持つ人は少なくありませんが、それでも自分が虐められる理由が分からないのです。

 

他の人と同じようにやってるのに」それが自閉症スペクトラムの人の考え。

少し変わったアスペルガー 

しかしどこに行っても人とは相容れない何かを気付いているので、どこかで一線を引いてしまいます。

 

それは周りの人を不快にしないためという配慮なのですが、そんな配慮も普通から見れば少し変わっていると言われる部分なのでしょう。

 

自分では大人しくしていても嫌われた経験があるからか、いつも控えめなのに目だって嫌われる。

 

些細な会話をしていると「あれ?この人ちょっと変」と思われ、空気が読めない人、理解してくれない人、そして常識がない人と繋がっていくのです。

 

しかしこの常識がないとう意味は「その輪の中で通用する常識」だったりする事が多く、一般的な常識ではない場合が多いよう。

 

定型発達の人はその場その場の”当たり前”を器用に使い分ける事が出来るのですが、使い分ける事が出来ない発達障害の人達。郷に入れば郷に・・・が出来ないのが一番の問題点になっているのでしょう。

asdは着眼点が普通とは少し異なる

障害を持つ著名人には天才と呼ばれる人が沢山います。やベートーベン、アンシュタインなど上げればきりがありません。

 

そしてそんな人達は常識を超えていたと言った話を良く耳にします。その常識とは誰もが普通に思う当たり前の事、一般的な事と言う意味。

 

そしてasdの人はそんな当たり前の事を当たり前だと認識しにくいのです。

 

特に社会に出ると、人とのコミュニケーション能力が大切だと言われます。

 

しかしそれはかなり難しい問題。相手の気持ちを理解しなければならないという思いはあるのですが、どの部分を理解しなければ良いのかが分からないのが特徴。

 

「えっ!?そこ??」

 

と思われる部分に気を使ったりしてしまうので、空気が読めないと言われてしまうのです。

 

人とは違った物の見方を特別とするよりも嫌われてしまう傾向が強いのは仕方がない事。

 

大多数とは異なった観点で物事を考えてしまうので受け入れられない事も少なくありません。

 

常識そのものがないのではなく、違った考え方をする部分を持つアスペルガー症候群。時間がかかるかもしれませんが、理解しようと思えば案外分かりやすい部分もあるのです。

発達障害の家族や子供の家庭に!健康増進と予防改善するならこちら




スポンサードリンク



アスペルガーはセロトニンを増やそう

当サイトおすすめ!



ランキング上位の人からアスペルガーを理解してみよう!

アスペルガーに悩んでいる人がここには沢山います
私も色々な人の考え方を勉強しています。

関連ページ

アスペルガー症候群の特徴は大人になってもあまり変わらない
アスペルガー症候群の特徴は大人になってもあまり変わりません。それ以上に大人になると改善する事が非常に難しくなるため、上手く付き合っていく方法を考える事が大切です。どのように付き合うかを考える、悩んでいる方のお役立ちブログです。
アスペルガー症候群の診断を受けて苦手な部分が理解できた
アスペルガー症候群の診断をしてもらうため、WAIS-Vを受けました。この診断はアスペルガーを調べるためではなくIQを調べる検査なのですがどの部分に問題があるかが分かるのです。得て不得手を知って強みを活かしましょう。
アスペルガー症候群だから妥協しないといけない訳じゃない
アスペルガー症候群だからって妥協したりしていませんか?それよりも自分の良いところをもっと理解し、自分を活かす方法を考えた方がより良い生き方が出来ると思うんです。アスペルガーだからこそ歩める楽しい人生を過ごそうと考える方へのブログです。
アスペルガー症候群(asd)は空気が読めず話し続ける
アスペルガー症候群(asd)の人はつい話し続けてしまう事があります。気付けば自分だけが話していた、誰かが口を挟んでも自分の話したい事を納得するまで話し続けるなんて事が少なくないアスペルガー。それは空気が読めないだけではなく他にも違ったこんな理由があるからなのです。
アスペルガー症候群の時間の感覚は少し人とは違うよう
自閉症スペクトラムと言われるアスペルガー症候群の人は時間の感覚や捉え方が少し人とは異なっている部分があるようです。忘れてしまった過去が単なる記憶の問題ではなく障害の特徴という場合も少なくありません。あなたの時間の感覚はアスペルガーの私と似ていませんか?
アスペルガー症候群の魅力はどこにあるのかを考えてみよう
アスペルガー症候群の魅力はどんなところなのでしょう?人とのコミュニケーションが上手く出来なず嫌われる事の多い障害ですが、それでも優れた才能や力を発揮出来る人も沢山います。障害者の私がアスペルガーの持っている魅力がどこにあるかを考えてみたいと思います。
アスペルガー症候群は大勢で話す事が苦手です
アスペルガー症候群と言われる自閉症スペクトラムの障害を持つ人は大勢で話す事が苦手です。沢山の人と一緒にいると何を話しているのかが分からない、その場から逃げ出したくなる。1対1であればそんな事はありませんが、多数の人との会話を円滑に進める事はかなり難しいのです。
アスペルガー症候群(asd)と診断された女性のブログ
アスペルガー症候群(asd)と診断された女性が書く「アスペルガーを知ってもらおう」ブログです。幼少期から発達障害だと分かっていた訳ではなく1年ほど前に突然知りました。すると他の障害もある事が発覚!!知らなかっただけで実は私、結構な障害持ちだったようです。
アスペルガー症候群の難題は何よりも対人問題です
アスペルガー症候群には沢山の問題点がありますが、その中でも一番と言って良い程難題と言えるのは対人問題なのではないでしょうか。学校生活から社会生活、結婚生活にいたるまで全てが人との関わりで進んでいくのですから、この部分に支障があるのは難しい問題です。
喧嘩っ早いのはアスペルガー症候群だからではない
アスペルガー症候群はキレやすいや、喧嘩っ早いなどと言われる事がありますが本当でしょうか?当然人間なので腹が立つ事もありますが、私はどちらかと言えばかなり温厚だと自負しています。しかしある部分に琴線がある事は確か。その琴線に触れられると腹が立つのです。
アスペルガー症候群(ASD)への指示の仕方ははっきりと
アスペルガー症候群(ASD)の人に仕事や頼みごとを指示するなら分かりやすいようにハッキリと伝えなければ上手く伝わりません。「あれ」や「それ」と言うような抽象的な伝え方では何を指すかが分からず、相手が思っていた事とは全く異なった捉え方をしてしまうのです。
アスペルガー症候群(グレーゾーン)な人との近所付き合い
アスペルガー症候群(asd)もしくは診断がついていないグレーゾーンの人がご近所さんにいて付き合い方に悩んでいる人は少なくありません。当たり前の事やその場の空気を読まないので、周りからすればかなり面倒な存在。そんな人と付き合うのはどのようにすれば良いかを考えて見ましょう。
アスペルガー症候群(グレーゾーン)との友達付き合い
アスペルガー症候群(asd)もしくは診断がついていないグレーゾーンの人が友達との付き合い方に悩んでいる人は少なくありません。会話がスムーズに進まない、一方的な話題、状況判断が出来ないなど周囲はイライラする事が多いのでしょう。どのようにすれば上手く友達付き合いが出来るのかを考えてみましょう。
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)は物覚えが悪い
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)は物覚えが悪く何度言っても同じ過ちを犯してしまう事があります。この障害は知能や言語に問題がなく見た目も普通とは変わらないのですが、興味のない事や気にならない事は覚えられない障害。しかし興味のある分野に関しては素晴らしい力を発揮する事があるのです。
隠れアスペルガーの彼との恋愛の問題
隠れアスペルガーと言われるグレーゾーンな人達。アスペルガー症候群(ASD)とまでの診断はつかなくても、何となく生き辛さを感じている人が沢山います。そしてそんな彼や彼女と付き合っている事に不安を感じている人も同じように沢山いるのです。何も問題なく二人の恋はスムーズに進むのでしょうか。
アスペルガー症候群(asd)の大人が自覚するきっかけとは
アスペルガー症候群の大人は自分が発達障害があると自覚する事は非常に難しいそうです。大人になるまで気付かずに過ごしてきたのなら、今の自分がおかしいのでは?などと思う事もありません。私アスペルガーかも?と思ったならこれらの事が当てはまるのではないでしょうか。
アスペルガー症候群(asd)の大人の対応の仕方を考える
アスペルガー症候群(asd)かな?と思うちょっと変な人や変わった人は側にいませんか?大人でも理解出来にくいアスペルガーの対応には手を焼く事が多く困っていると良く聞きます。どのように対応すれば良いかをアスペルガー当事者が考えてみました。
アスペルガー症候群(ASD)は大人でも笑わない
アスペルガー症候群は大人になってもあまり笑わない人が少なくないのですが、これは感情表現がうまくないから。そして大きく喜んだりする事が普通の人よりも少ないので、あまり笑わないと思われてしまうのです。心では喜んでいる事もあるのですが、なかなか理解されづらいのです。
ビックリしやすいアスペルガー症候群は小さな事で驚く
アスペルガー症候群は些細な事でもビックリしやすいのですが、小さな物音ひとつでもかなり驚いてしまう事があります。突然の出来事や新しい出来事が受け入れられないとの同じで、思っていない事が起こるとビックリしたり驚いてしまうのです。アスペと付き合うなら少し気を付けてみてください。
アスペルガー症候群(ASD)の女性は表情が乏しく笑顔がない
アスペルガー症候群(ASD)の女性は表情がかなり乏しく何を考えているか分からない事があります。嬉しい時に笑顔にならない、怒っているかも分からない。感情の表現が表情として顔に表れない理由をアスペなりに書いてみたいと思います。

TOP アスペルガーの子供 アスペルガーの恋愛結婚 アスペルガーの特徴 アスペルガーの辛さ改善