アスペルガー症候群の気持ちや対応、接し方を難しいと感じて悩んでいる人から多くの相談をいただくようになりました。
旦那さんや子ども、奥さんや彼、そして彼女や会社関係の人など、本当に皆さんどのように接すれば良いか、どのように対応すれば良いかが分からず深い悩みを背負っている人が増えています。
しかし当の本人はいたって楽観的で、
一体どうすれば良いの?
と悩んでいるのは定型発達の人の方。
アスペな人を宇宙人だと思えば良いと言われますが、これはアスペな人も同じで実は定型発達の人の考え方が分かっていない事が多いのです。
近しい相手でなければ接点を持つ必要はないのですが、大切な人だったり接する必要があるなら、少しでもお互いが理解しあえれば・・・
そんな思いでこのアスペなブログを書いてみたいと思います。
アスペルガー症候群と診断された成人女性のブログから考え方を知って下さい
私は大人になりアスペルガー症候群(ASD)と診断されました。
初めて知った時は驚き落ち込みましたが、色々勉強していくと過去から現在まで辛いと思っていた生活そのものが障害が原因だと知ったのです。
気付いたキッカケはチック症と呼ばれる症状がひどくなった事が原因なのですが、ASDは子どもの頃からこの症状がある事が多いと言われています。
ストレスを人一倍抱えやすいアスペな人なのですが、これを発散するためにチックになってしまう可能性があるのだそう。
障害を抱える人は定型発達の人では感じないようなストレスを日常から感じているのですが、例えば
- 人の言葉が理解出来ない
- 相手の気持ちが理解出来ない
- 何故怒られるかがわからない
- 音ば煩い
- 光が眩しい
他にも沢山あるのですが、普通なら何て事のない事で沢山のストレスを抱え込んでしまう事が少なくありません。
そのため二次障害と呼ばれる鬱病やパニック障害に陥ってしまう人も多く、私も10代後半頃から様々な精神疾患を患ってきたのでした。
自閉症スペクトラムと呼ばれる障害は精神科の医師でも理解していない
昔は男性のアスペルガーが殆どだったそうですが、現代では私のように女性の方にも増えてきたこの障害。
それなら上手く付き合っていく方法を考えてみようと決めました。
実は精神科の医師に障害だと診断された時、どうすれば良いか?を聞くと
「個性の一つですから・・・」
現代医学でも何故このようになるか?がまだ解明されておらず治る薬もありません。
しかしどうしようもない悩みを幼少の頃から抱えながら生きてきました。
特に人とのコミュニケーションが円滑に出来ないのが特徴ですが、私に友達がいないのも、昔いじめられていたのも全て原因はここ。
もっと早くに知っていれば対処が出来たかもしれませんが、大人の発達障害を専門にしている医師が非常に少なく、また薬で治るという物ではありません。
同じように、家族や恋人、仕事関係や知人などが同じ発達障害を抱えていてその接し方や対応に苦しんでいる方も沢山おられます。
そんな方に少しでも上手く接する方法やASDの考え方などをご紹介していきたいと思います。
ただ、筆者自身が発達障害のためブログの記事で上手く伝わるか分かりませんが、私の感覚や考え方が典型的なパターンと考えて頂ければ幸いです。
とは言っても全く異なるパターンも多々あるので、違うと感じる部分があるはずですが、一つの参考例としてご参照頂ければ幸いです。
アスペルガー症候群が苦手な対人関係が分かれば接し方が分かる
当事者もそうですが、接する機会が多い周囲の人も辛い思いを抱えている事が少なくありません。
- 何を言っても伝わらない
- 話し合いにすらならない
- 何を考えているか分からない
など、根本的な悩みはASDの相手の心が見えないという事なのではないでしょうか?
しかし当事者は全くそんな事には気づいていおらず、いたって普通。
そのため何度も同じ事が原因となり喧嘩をしてしまったり、結局自分が諦めなければという思いで落胆してしまったりと定型発達の人の方が悩みが多いはずです。
問題はそんな事にすらアスペな人が気づかないという事なのではないでしょうか。
自閉症スペクトラムは自分の気持ちを素直に伝えているつもり
わざと苛立たしたり、腹立つような事を言ってるんじゃ?!
と思う事があるのではないでしょうか?
しかし自閉症スペクトラムの人はかなり真っすぐで素直な考え方しか出来ない事が多いので、自分の本音で話しているつもりでいます。
問題はその本音を普通では言わないという事に気づかないという事。
- 何故言葉を濁す必要があるのか?
- どうして嘘をつく必要があるのか?
というように、当たり前と思われている事そのものの理由が分からない場合が少なくありません。
例としてよく使われるのが、太っている人がダイエットをしたと言った時
「でも、まだ太ってるよ!」
と平気で言ってしまうのですが、これは一般的には「そうだね」とか「頑張ってるね」というような言葉で伝えるのです。
この微妙な感覚の違いが分からないのですが、心で思った事をそのまま話してしまう事が原因になっている・・・と気づいているのは当事者ではなく周りの人達なんですよね。
このような違いが色々な部分にあり、お互いが理解し会えない事も沢山あるのがアスペな人と定型の溝になっているのです。
ASDの典型的な特徴を知れば対応策が分かる
相手の気持ちが理解出来なかったり、その場の空気が読めなかったり、同じ事を繰り返してしまったり・・・と、問題になるのはやはり人間関係。
社会生活にとって必要不可欠なスキルが障害により苦手だからか、ストレスを感じてしまい二次障害と言われるうつ病や過呼吸、パニック障害など様々な精神的病を抱えている人も少なくありません。
このような事が典型的な特徴と言えるのですが、他にも沢山の違いを感じているのではないでしょうか?
「気をつけましょう」と医師に言われましたが気をつける部分そのものが分からない私には、本やインターネットそして自分の感情や過去を振り返りながら自分なりに改善出来る方法を探しています。
これから永遠に続く障害ですが、この機会にしっかりと自分を見つめようと考え、勉強してきた事や医師に教わった事をブロブに書こうと思います。
最近では夫や妻がアスペルガーで悩むカサンドラ症候群を抱えている方も増えてきました。
これもアスペルガーの考え方が上手く伴侶に伝わらず相手を悩ませてしまう事が問題になり、うつ病やパニック障害などの精神的な問題が多いようです。
そんな悩みを抱えている人が少しでも辛い思いをしなくて良いように・・・
誰も悪くないのですから、お互いがお互いを理解しあえる世の中になれば素敵ですよね!
アスペルガーのブログで気持ちや接し方を教えるまとめ
人それぞれ悩みの形は異なるかもしれませんが、発達障害の中の自閉症スペクトラムと呼ばれるアスペルガー症候群を少しでも理解してもらえれば、色々な部分が少しずつ変わるかもしれません。
家族や同僚、友達や恋人など、どのような方がこの障害を抱えていても、ポイントが分かればイライラしたり悩む事も減るはず。
この障害は脳の障害なのでどうしても自分の力だけでは分からない事や気付かない事が多すぎてしまいます。
そのため相手の理解が必要になってしまうのですが、全てを甘えてしまうばかりではなく自分で出来るところは自分で努力し、周囲に理解してもらうところは理解してもらえるよう、積極的にアスペルガー症候群の問題や改善方法を伝えていきたいと思います。
嫌われやすい女性のアスペルガー症候群は、どちらかと言えば男性の方が話しやすいと感じるのではないでしょうか?
これは先日、私がとある集まりに出かけた時の事。
アスペルガー症候群の人は、あまり積極的に人とのコミュニケーションをはかろうとはしないのですが、思い切って出かける事にしました。
最初は勉強会だったので問題はなかったのですが、問題は懇親会。

女性は女性同士で集まりやすいですよね?
しかしASDの私にとってその輪に入る事は非常に難しく、結局男性陣と話す結果になったのです。
女性の自閉症スペクトラムは女性同士の会話が苦手
自閉症スペクトラムの人にとって、上記のような会話はとても難しいと感じてしまいます。
そのため女子会なども苦手で、まず参加する事はないのですが会話そのものにズレを感じてしまうのです。
しかしそれ以上にズレを感じているのが定型発達の人達で、1度目は少し会話しても2度目は完全にスルーされる事も珍しくはありません。
なのに、男性だとこれがあまりない!!
そのため、先日の懇親会ではいつも通り男性陣と会話を楽しむという結果になったのです。
何故女子に発達障害の女性は嫌われるのか?
基本的に空気を読めない(読みにくい)という傾向があるのが発達障害の特徴です。
男性ASDよりはまだマシかもしれませんが、女同士になるとやはり顕著にその空気の読めなさは現れてしまいます。
例えば
A 「この前のあれ、凄く可愛かったよね〜」
B 「そうそう、最近彼と喧嘩しちゃってさ」
C 「そう言えば、この前イタリアンに行ったんだよね」
私 「・・・・」
何気なく交差する会話のどれに答えれば良いか分からず、最終的な答えを求めない女同士の話し方も苦手なのです。
今では自分が発達障害だと理解しているし、それがどのような問題があるかも知識として知ったので、距離を置く事をしていますが、以前なら
A 「この前のあれ、凄く可愛かったよね〜」
私 「この前のあれって?」
B 「そうそう、最近彼と喧嘩しちゃってさ」
私 「喧嘩って何が原因で?」
C 「そう言えば、この前イタリアンに行ったんだよね」
私 「イタリアンってパスタ?それともレストラン?」
というように、一つ一つに徹底的に応えようとしていたので余計に面倒だと思われていたのでしょう。
アスペルガーが男性の方が話しやすいのは結果があるから
女の人は答えを求めない会話をする傾向が強いですよね?
しかし男の人は結果や答えを出そうとする話し方をします。
このアスペルガーは白か黒、良いか悪いというようにどちらかを求めてしまいがちです。
だから面倒なヤツだと言われたり、付き合いたくないと思われたりするのですが、案外男性だとそうは思われにくいように感じています。
とは言っても、一方通行の話し方をしてしまうので当然嫌われてしまう場合もあるのですが(;^_^A
【関連記事】 自分から会話の中に入れないアスペルガー症候群(ASD)
女性の自閉症スペクトラムなら異性と話すのがおすすめ
学生時代から友達というか話すのは殆どが異性でした。
というのも、今から考えるとその頃から女同士の付き合いが苦手だったから。
あくまでも性格的な物だと考えていたのですが、現実はそうではなくASDと呼ばれる障害が原因、それを知ってから全てに納得する事が出来ました。
幼稚園という社会に出た時から友達が出来ず、大人になり社会に出てもやはり同性の友達は出来ない・・・
もしあなたが私と同じ女性の発達障害なら、一度異性と話してみて下さい。
案外スムーズに会話が進むと感じる事があるかもしれませんよ!
アスペルガー症候群と呼ばれる発達障害の人には感覚過敏と呼ばれる過敏さを持つ場合が少なくありません。

その種類は
の5種類があるのですが、敏感になる過ぎる場合と感じない場合があります。
今回はこの中で聴覚についてどのような聞え方をしているか?を私の経験を踏まえて書いてみたいと思います。
自閉症スペクトラムが感じる聴覚過敏は音を煩く感じてしまう
電車に乗ると色々な音が聞こえてきますよね?
もしあなたが定型発達なら、きっとそれほど気にならないような音ばかりなのではないでしょうか。
しかし自閉症スペクトラムの人にとって車内の音はかなり煩く感じるのですが
- 電車の車輪の回る音
- 人の話し声
- スマホの音
- 車内放送
- 冷暖房のモーター音
私の場合はこれらが同音量で聞こえてきます。
そして知らず知らずに精神的にストレスをため込んでしまうからか、駅に着く頃にはかなり疲れているのですが、駅に降りると今度は
と、降りてもまた異なった音があちらこちらから聞こえてくるので心が休まる所がないのです。
発達障害で聴覚過敏があるから人混みが苦手になる事も
人混みも同じなのですが、街中にはいたるところからやはりおとが出ています。
特に繁華街などに行くと、右からも左からも販促する人が大声で叫んでいたり、お店の前を通ると音楽が流れていたり・・・
ざわざわとした雑踏は歩くだけで体力を消耗してしまう場所なのですが、そのため私は基本的に人混みに出かける事が出来ません。
また、テーマパークと言われる場所も楽しめるところではなく苦痛しか感じないところなので避けなければならない場所になっています。
アスペで聴覚に過敏さがあると目の前の人の会話が聞こえない
普通だと色々聞えてくる中でも一番重要な物にピントを当てて聞く事が出来るのですが、アスペな人は全てが同音量で聞こえてしまいます。
そのため、目の前で話している人の会話を必死で聞こうとしても、店内で流れる音楽が邪魔をしたり誰かの会話で遮断されたりしてしまうので、何度も聞き直す事が少なくありません。
これは自宅の中でも起こるのですが、
- テレビがついていて
- ビデオのモーター?が鳴っていて
- 冷蔵庫もなっていて
- 冷暖房やこたつも煩い
だから隣で話しかけられても何を言っているか分からない、聞えない事が多々あります。
集中しても何を言っているか分からないのですから、かなり他の音に気を取られてしまっていると言えるのです。
アスペルガーで聴覚過敏があるけど外出しないといけない時の対処法
基本的に出かける時は耳栓かイヤフォンで音楽を聴くようにしています。
これをするだけで周囲の音をかなりシャットダウン出来るので、心身ともに疲れるという事がかなりマシになるはずです。
ただ問題は結構な音量にしなければ他の声などがどうしても聞えてしまうのでイヤフォンで音楽を聴きながら歩くなら車などに注意が必要になってきます。
それでもどうしても出かけなければならない場合は自分で回避出来る方法を使いながら出掛けるのですが、余程でない場合は出ないので引きこもりがちになってしまうのでしょう。
家にいるのが一番安心出来るのと、それなりに聞きなれた音ばかりなのであまり疲れるという事がないので、休みの日にもどこかに行く事は選択肢にはないのです。
アスペルガー症候群の聴覚過敏の聞え方のまとめ
定型発達の人がどのように聴覚をコントロールしているか分かりませんが、初めて耳栓をした時に思ったのが
「こんなに世の中って静かなんだ!」
という事でした。
どうしても仕事に行かなければならなかったり、学校に通わなければならないのに通勤通学が辛いなら一度耳栓やイヤフォンなどで音を遮断してみて下さい。
これだけでも体が楽だと感じられると思うので、辛いなら参考にしてみて下さいね!
アスペルガー症候群の人は子どもの頃から他人と会ったり話したりが苦手な場合が多いのですが、これが少しエスカレートすると引きこもってしまう事があります。

- 話しをしても理解しあえない
- 自分の事を分かってもらえない
- 人と会っても楽しくない
理由は色々とあると思いますが、幼少期から友達や先生と言った第三者と上手く接点を持つ事が難しかったからか、その大切さがわからない・・・
そうして大人になると家からあまり出なくなってしまうのです。
自閉症スペクトラムは対人恐怖症になりやすい障害とも言える
定型発達の人だとそこまでは感じないそうですが、基本的に知らない人とは何が何でも接点を持ちたくない!と思っているのが自閉症スペクトラムな人。
当然人が好きだというアスペな人もいるのですが、私の場合は誰とも積極的に何かをするという事がありませんでした。
もし友達がいれば遊びに行ったり、出かけるチャンスがあったのかもしれませんが、そんな人もいないし・・・
当たり前だと思って過ごしていた生活スタイルは、今から考えるとかなり引きこもり。
もう一歩進めば十分対人恐怖症になっていた事でしょう。
基本的に一人でいる事が好きなのであまり問題を感じないのですが、出かけるか出かけないかの選択肢を選ぶ時は出かけない方を選んでしまうのも、アスペな人の特徴なのかもしれません。
ASDが一人が好きな理由と引きこもってしまいやすいワケ
ASDと呼ばれる発達障害の人は自分が思った時に思った事を何がなんでもやり遂げたいという思いがあります。
なかなか定型発達の人には理解してもらいにくいのですが、そのため
などと言われてしまうのですが、一度頭で考えてしまうとそれ以外の事が考えられなくなってしまうので、周囲が見えなくなってしまうのです。
自分がやりたい事を黙々と納得するまで続けようと思うと自分以外の人がいるのが面倒になり、話しかけられるのも億劫になる・・・
だから自分の部屋に引きこもり出てこなくなってしまうのですが、案外自室が安心出来る場所でもあったりするのです。
発達障害は一人でも生きていけるのか?答えは無理です
とても薄い感情かもしれませんが、家族やパートナーを大切に思う気持ちは発達障害でも持っています。
この感情もなかなか理解してもらいにくいのですが、私の場合は子どもに対して最大の愛情を持っていると自負しているのですが、どうも周囲から見るとそうは見えない部分もあるそうで。。。
対人恐怖症のASDに最近会ったのですが、家族や親族そして昔から信頼している人などだと問題なく会話をする事が出来ます。
つまり、発達障害の人は一人を好む傾向にあるけど一人で良いと思っている訳ではないという事。
「だったらもっと周囲を気遣ってよ!」
と思うかもしれませんが、それが出来ないから様々な問題を抱えてしまうのでしょう。
人と会うのが嫌になったアスペルガー症候群のまとめ
ここ最近の私は、家に来る人と一切会う事をしなくなりました。
誰かがドアフォンを鳴らすと存在している事だけは音声で伝えるのですが、それが書留や郵便物などのお届けであれば全て主人が出てくれます。
会いたくないとか話したくないとかではないのですが、どうも知らない人と会うのが嫌になる気持ちが年々強まっているからなのでしょう。
いつか改善する日が来るかもしれませんが、元来苦手意識があった対人関係の部分は大人になってもアスペルガー症候群と同じで治らないのかもしれませんね。
アスペルガー症候群の女性は人の気持ちが分からないと言われる事が多々ありますが、本当に分からないの?と思いますよね?
私は大人になってからアスペルガーと診断されたのですが、それまでは人の話しが半分しか分からないのが当たりまえだと思っていました。

しかし定型発達の人は相手の言う事をしっかりと理解出来ていると知り、自分がおかしかったのだと気づいたのです。
人と人とのコミュニケーションは70%が非言語で、言葉を使うのは30%だけなんです。アスペルガーの人は、その30%だけで判断しているわけです。文字通りのコミュニケーションと言っていいでしょう。
出典https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20151222-OYTEW55406/
つまり30%しか理解が出来ていないという事なのですが、特に難しいと感じるのは遠まわしな言い方。例えばレストランで食事をしている時に
「それ美味しい?」
と聞かれると普通は
「一口食べる?」
と返事をするのだそう。
しかし美味しいか美味しくないかを聞かれていると思うアスペな私は
「うん、美味しいよ」
とだけ答え、一人で全てを食べてしまうのです。
あくまでもこれは例えですが、もし「一口頂戴」と言われれば「どうぞ」と言うのですが、違う表現だと言葉をそのまま受け入れてしまうから相手の気持ちが分からないと言われるのでしょう。
アスペルガー症候群の感覚過敏の一つに嗅覚過敏と呼ばれるものがあります。
とは言っても、定型発達の人でも人が感じない匂いを感じる事もあるので決してアスペルガーだけの症状という訳ではないのですが、どうもこの嗅覚過敏は普通の人よりも感じやすいのではないでしょうか。
良い香りの場合は問題ないのですが、臭いにおいの場合もあり、夏場は特に色々なニオイが入交り電車に乗る事が困難になる事も少なくありません。

アスペな私はそれ程酷いという訳ではないのですが、夏場は電車に乗り続ける事が難しく、30分以上乗る場合は一度途中で降りなければ気分が悪くなってしまう事があります。