アスペルガーの優れた行動力
アスペルガーな私は自分でもかなりの行動力があると考えています。
その原動力になっているのは「好きな事」や「やりたい事」。
頑固なアスペにとって嫌な事ややりたくない事であればテコでも動きませんが、興味を持てる事なら全力で駆け抜ける事が出来る発達障害の人達。
定型発達の人の行動力と比べると良く分かるのですが、集中の仕方から持続時間などが桁外れに長いはずです。
それが良い事かは難しいところですが、苦手な部分を解決するよりも得意な分野を延ばす方が良いと言われる自閉症スペクトラム。
私達にとって優れた行動力を発揮出来る事を見つける事は人生の楽しみに繋がるはずです。
アスペルガーの過集中に気をつける
アスペルガー症候群が行動力を発揮出来る事を見つけると気をつけなければならないのは過集中。
普段から一つの事に集中してしまうと時間を忘れてしまいやすいのは自閉症スペクトラムの特徴なのですが、あまりにも集中してしまう事を過集中と言います。
色々な事を臨機応変には出来ない障害ですが1つの事に集中する事はかなり得意。
しかし集中し過ぎてしまうと排泄や食事なども忘れてしまい、集中が終わった時にはぐったりと倒れこんでしまう事もあるのです。
適度が分からない発達生涯
何事もほどほどが良いと理解していても「ほどほど」が分からないASDの人にとって、好きな事をするのは楽しみでしかないので時間を区切りながら集中するよう心がけなければいけません。
発達障害なりの決まりを作ろう
自分の好きな事をするのは楽しい事ですよね!
これは普通の人でも同じはずです。しかし定型発達の人との大きな違いは「自分が納得までし続ける」という部分。
自分が納得するところは分かっているのですが、それそのものが普通の人の数倍だったりしてしまうのです。そのため
好きな事をするなら時間を決めて
取り組む前にアラームをセット
これが大切です。
ASDの決まりを破れない事を利用しよう
私は休日に好きな事をし始めると最低でも6時間ほどはやり続けてしまいます。長ければ12時間でも平気で続けてしまうのですが、これは過集中と言われる状況。実はあまり良くありません。
アスペルガーの人は一度決めた決まりを変更する事が苦手ですが、この部分は実はとても役立つのです。
自分で作った決まり、例えば
「今日は4時間だけやろう」
と決めると4時間ピッタリに終わらせられなくても4時間後以降は時計を意識しながら作業が出来ます。
決めた4時間が過ぎる事ともう少し続けたい気持ちの両方を持つので時間を意識しながら続ける事が出来るのです。
結果4時間ではなく5時間になる事はありますが大幅に延長する事はあまりありません。このように自分で決まりを作れば時間配分はそれなりに上手く行くのです。
アスペの隠れた優れた才能
発達障害を持っているからと言って何もせずに優れた才能がある人は稀。
しかし継続する事が力になり自分にとって大きなプラスを生み出す事が出来る可能性は秘めているはずです。
定型発達の人とは大きく異なり一見変わった人と見られる事がありますが、「好きな事をどこまでも追い求められる」のはasdの人の特徴です。
好きな事が見つかれば楽しみながら知識を身につける事が出来、結果的にはきっとあなたのプラスに繋がるはず。
あれも出来ない、これも出来ないと出来ない事の方が多いのはもしかすると「出来る事を追求」させるためなのかも!!
趣味や特技を活かして
趣味や特技は単にそれだけで終わってしまう事が殆どですが、発達障害の人はそれを実益に変える人が少なくありません。
普通は目を向けないような事に興味があるならチャンスと言えそう!
追求する強い気持ち
人に言われても諦めない
自分の信念を持つ
これはアスペルガー症候群の悪い面としての特徴と言われる事が多いのですが、良い面で動き出すとその力は優れたもの。行動力も合わさるので普通では考えられないような力を発揮する事もあるはずです。
自分がダメな人間だと思うのではなく、自分は何かが出来る人間なのだ!と思う事が出来ればこれからの人生は大きく飛躍する方向に進むのです。
ダメなところを活かす、これがアスペルガーには必要不可欠なのでしょう。
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アスペルガーに悩んでいる人がここには沢山います
私も色々な人の考え方を勉強しています。
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