アスペルガー(ASD)が断る時の特徴

アスペルガーが人に誘われた時の特徴

アスペルガー症候群だと気付くきっかけで多いのが社会人になった時。

 

仕事終わりに飲みに誘われたり、何もないのに食事会に声をかけられ、最初は我慢していてもだんだん嫌になってくる。

 

これはアスペルガーの特徴、そしてアスペだと知らなくてもこのような問題が生じます。

 

それでも同僚や上司は誘ってくる、皆は楽しんでいるのに何故自分だけ楽しめないんだろう?こんな事がきっかけで精神科を訪れる人は少なくありません。

アスペルガーが誘われた時の特徴的な断り方 

子供の頃に発達障害だと診断されていない人は自分が定型発達だと思い人生を歩んできますが、いざ社会に出ると今までとは大きく異なる付き合い方についていけず悩んでしまう人が多いのです。

 

しかし楽しくない、嫌だ、行きたくない。そんな思いが強くなり自分がおかしいのでは?と悩んでしまうのでしょう。

アスペルガーの断り方と普通の人との大きな違い

昔から何となくは気付いていたけど、社会に出た事をきっかけに人付き合いが楽しくなく苦手もしくは嫌いだと思ってしまったアスペな人。

 

皆が笑顔で飲みに行くのに自分は行けない・・・何故??

 

実は嫌だと思っているのは自閉症スペクトラムな人だけではなく、周りにいる誰もが思っていると気付いていますか?

 

状況により様々ですが、上司がいるような飲み会や口だけの無礼講には付き合いたくないと思っているのは、決してあなただけではなく定型発達の人も同じなのです。

 

嫌でも笑顔で接する
嫌でも断りにくい
断った後を考えてしまう

 

これは発達障害ではなく普通の定型発達の人の考え方です。アスペルガーは

 

嫌だと笑顔になれない
嫌だと断る
断る事の後先を考えても嫌な気持ちが勝つ

 

これは発達障害の人の考え方。そう、嫌な事はどこまでも嫌だと考えてしまうので、基本的にはアッサリと断ってしまうのです。

 

しかし何となく断れない空気を読む事は出来るからか、断りたい自分を変な人だと勘違いしてしまうのでしょう。

アスペルガーが誘われた時に断るなら

asdと言う障害があると知らなかった私はかなりやらかしてしまった経験があります。

 

誘われても行かない、その断り方も「行きたくない」などと当たり前のように言っていたのです。

 

そこで勉強した事は、私は人と飲みに行く事や食べに行く事が嫌いだという事。だったら最初からその姿勢を貫こう・・・でした。

 

当然大切な飲み会であれば参加はしますが、それ以外は殆ど不参加。そしてそれを継続していくと誰からも声がかからなくなりました。

 

ある意味私にはラッキーなのですが、ここまでくるのに1年はかかってしまったのでもう少し早い時点で気付いていればもっと早く出来たのでしょう。

 

最初の段階なら誘いを断る姿勢を貫く

 

これが一番簡単です。「あの人は誘っても来ないから」と思ってもらえれば声がかかる事もかなり減ります。

 

間違っても行きたくないと言わない

 

私は言ってしまいました。が、社会人として大人としては相手に不快な思いをさせてしまうので適切な断り方ではありません。

 

普通の断り方を覚えておく

 

「今日は時間がないので」「今日は体調が優れないので」「今日は早く帰ると約束したので」など、普通の人が断る断り方を幾つか知っておくと便利です。

 

特にアスペルガー症候群の人の断り方は定型発達よりも「ハッキリ」とし過ぎてしまう事があるので誤解されてしまう場合があります。

 

そうならないよう、日ごろから普通はどうやって断るのか?を調べておくとイザと言う時に便利に使う事が出来るのです。

 

断り上手でない自閉症スペクトラムが出来る配慮は、自分で考えた言葉ではなく普通の人が言う言葉を使う事なのですよ!

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