アスペルガー(ASD)の特徴は頭がいっぱい

アスペルガー(ASD)の特徴はいつも頭がいっぱい

アスペルガー症候群の人はいつも何かを考えている事が多いのは特徴ですが、何を考えているのだろう?と自分でも思う事があります。

 

それば大きな問題よりも小さな日常の出来事を考えている時間の方が多く、アスペルガーでない定型発達の人からすれば他愛もないような出来事。

 

そんな事が頭の中を常に回っているのです。

アスペルガーは頭がフル回転 

例えば晩御飯の献立を考えている時なら、「メインは○○、野菜は炊き合わせにしてお味噌汁には豆腐を入れて」と思いつく。

 

しかしふと「そういえば洗面所を掃除しなきゃ」と思うと考えていた事全てを忘れて掃除に向かいます。

 

掃除が一段落つくと次は晩御飯を再度考えるのですが「あれ?さっき何にしようと思ってたかな?」これの繰り返しです。

 

一つの事に集中してしまうのはアスペルガーの特徴ですが、途中で何かをするとその前の事を忘れてしまうのも自閉症スペクトラムの特徴なのです。

何もしていないアスペルガーに話しかけると

一見何もしていないかのように見えるアスペルガーの人に話しかけても返事がない事があります。

 

これは表面的に何かをしているのではなく頭の中であれこれと考えているから。

 

1つの事に集中しているとそれ以外の事が聞こえなくなってしまうのも大きな特徴なのですが、それが原因で無視をしたと思われたり聞いていないと言われてしまう事もあるのです。

 

 

臨機応変に物事を処理できない障害

 

人と話す事は定型発達の人にとって難しい事ではありません。

 

しかし自閉症スペクトラムと呼ばれる発達障害を持っている人にとってコロコロと話題が変わるような話はかなり難しいのです。

 

そのためトンチンカンな返答をしてしまう事があるのですが、臨機応変に物事に対応出来ない不器用さがあるのでしょう。

 

あまりにも多くの話題であれば話しについていけず、会話でなくてもあれもこれもと頼まれたり言われると頭の中が処理しきれなくなりパニックを起こす事もあるのです。

 

時間があれば問題はありませんが、順序立てて考える筋道を作るのに時間がかかってしまうのです。

アスペルガーが頭の中で考えている事

asdの人は何かを常に考えています。

 

それは自分なりの組み立てなのですが、同じ事を何度も何度も繰り返し考えている事が多いのでしょう。

 

朝起きて一日の流れを考える
考えた流れを再度考える
どこかで変更があれば再度1から組み立てて考える

 

このような事を繰り返しているので頭の中から考えている事がなくなる事は殆どありません。

 

次々にアイデアが浮かんでくるというのではなく、同じ事を何度も繰り返し考えてしまうasdの人達。

 

それを幼い頃から当たり前のように行っているので本人からすれば当たり前の事。しかし普通の人に言えば少しおかしな事に見えるのでしょう。

 

 

途中変更が苦手なのは流れが変わるから

 

同じ事を繰り返す事が得意な発達障害なので突然の変更はかなり苦手。

 

自分で考えていた流れが崩れる事を極端に嫌っているので、まず自分でいきなり方向を変えてしまう事はありません。

 

しかし仕事や第三者から突然変更を余儀なくされる事はあるはず。そんな時は何をどうすれば良いかが分からなくなってしまいこのように考えます。

 

 

新しい事とこれからをどのように繋げるか
今しようと考えていた事はどうすれば良いか

 

このような事が頭の中を目まぐるしく回り始め、結果どれから手をつけて良いかがわらなくなる場合も少なくありません。

 

状況の流れを上手く組み込めないという問題を抱えているのです。

パニックを起こさないために気をつける事

社会の中で生きていると、予期しなかった出来事に出会う事はある意味仕方の無いこと。

 

だからと言って即座に理解し納得し新しい出来事を受け入れる事が出来ない障害なのですから、

 

  • 今している事の手を止めてでもしなければならないのか?
  • 次の作業よりも先にするべきことなのか?

 

と言う順序だけを考えてみると案外スムーズに進みます。

 

先々まで流れを考えようとしてしまうからパニックになってしまうのですから、そこまでの先を考えなければ良いだけなのです

 

順序立てて物事を考える事が苦手なアスペルガー症候群という障害。

 

だから自分なりに組み立て一日を過ごすのですが、それでも不可抗力はあって当然。

 

上手く受け入れる事が難しいのは障害の特徴ですが、どの部分を重要視すれば良いかを覚えておけば発達障害でもそれなりに上手く生きていく事が出来るのです。

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