アスペルガー症候群(ASD)は理解出来なくパニックになる
アスペルガー症候群の特徴の一つに頭がパニックになるというのがあります。
アスペルガーは変わらない事を好むのですが、突然の変更や思いもよらなかった事が起こるとどうして良いか分からず頭がパニックになってしまうのです。
パニックの大小は様々ですが、ずっと行っていた決まり事などであれば直ぐに変えるのは無理。
時間をかけて自分の中で決まり事を変えていくしか方法がないのです。
アスペルガーのこだわりも邪魔をしている
こだわりが強い自閉症スペクトラムの人にとって、新たな出来事を受け入れる事は至難の業。
我が家の近くでは最近道路が整理され新しく広い道が出来ました。
しかしいつまでも慣れた狭い道を走ってしまうのがこだわりなのでしょう。
何となく理解はしているのですが、自分の型を壊そうとしない自閉症スペクトラムな人。頑固だといわれてしまうのもこんな所が原因になっているのだと思います。
何せ変わるのが苦手・・・なんですよね。
私は道に対してこだわりがあるのですが、仕事に行くのも買い物に行くのも決まった道しか使う事が出来ません。
出来ない訳ではないのですが、何かが嫌で変える事が出来ないでいるのです。
アスペルガーの頭がパニックになる時
朝起きて一日の行動を考えるのが日課、それは定型発達の人も同じでしょう。考える事はだいたいいつも同じで
- 9時までに掃除を終わらせる
- 10時までに洗濯を終わらせる
- 10時15分頃買い物に出かけ
- 11時15分までには帰宅する
このような感じで結構細かく決まっています。
しかしこの決めた事の一つが狂うと次にする事は分かっていても、どのように動けば良いかが分からなくなってしまうのです。
これは仕事のない一日ですが、もしこれが仕事の中で起これば業務に支障をきたしてしまうのは一目瞭然。
少し時間が遅れる程度であれば問題はありませんが、思っていた事が不可抗力で出来ない場合などは、そこから時間をかけて次の行動行動を考えなければならなくなってしまうのです。
ASDがパニックになった時の手っ取り早い行動
突然問題が起こった時には取り合えず新しい状況を踏まえてメモをするようにしています。
これは視覚で見ると少し理解する事が出来るのと、次の行動を考える事が出来るから。
次にどのように動くか?だけでなく、次の行動から改めて1日の行動を全て書き出すと自分の中で新しい流れを理解する事が出来るようになります。
目安となるだいたいの時間まで書く事が出来ればかなりパニックは収まっているはず。
順序の組み立てが苦手なアスペルガー症候群の頭がパニックに陥った時には是非お試し下さいね!
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