アスペルガー(ASD)で二次障害を克服

アスペルガーですがパニック障害を克服しました

アスペルガー症候群の二次障害と言われるパニック障害、そして過呼吸に私は10年ほど前、突然なってしまいました。いつ治るかも分からず、いつも息苦しい状態が続きました。

 

治るのか、治らないのか、もうこのままで家から出られない日々が続くのか、不安だらけだった私。

アスペルガーでもパニック障害を克服 

そんな私が完治した方法は決して難しい方法ではありません。本当に少しだけ気を抜くだけで出来る簡単な方法。無理せず誰もが楽になれる方法をお伝えしたい思います。

パニック障害と言う名前もアスペルガーも知らなかった

実は私、自分がアスペルガー症候群だと知りませんでした。知ったのはつい1年ほど前、しかしパニック障害と過呼吸は10年前に発症。

 

何がどうなってそんな病になったかすら分かりません、一つだけ分かっていた事はストレスが溜まっていたという事だけでした。

 

 

現代社会はストレス社会

 

ストレスのない人なんていませんよね?だから私と同じ精神的な病は誰もがなる可能性があります。そして自閉症スペクトラムならなお更。

 

常にストレスと戦っている障害なので仕方が無いのですが、その時は自分に障害があるなどとは夢にも思わなかったのです。

 

そんな私を救ってくれたのはデパスという薬。肩こりでも処方される薬なのですが、1日1度もしくは辛くなった時に服用して下さいと出された薬でした。

 

しかし私の性分として、薬だけに頼るのは嫌いつかは治してみせるという強い思いがあったのは確か。しかし辛い日々は続きます。

パニック発作が出るタイミングは様々

パニックの発作はある時突然現れます。予兆のような物はあるのですが、予兆があると即発作が始まるので事前に準備が出来るものではありません。

 

まずはストレスを減らす・・・

 

これを第一に考え、私は家から出る事をやめました。家から出る事はかなりのストレスを感じます。何故なら、何があるか分からないから。

 

しかし家に居てもそれなりにパニックは起こります。こればかりは仕方がありませんが、ある時心を決めたのです。

 

 

治るまで家からは出ない事にしよう

 

成人女性としての生活は殆ど出来なくなりました。しかし家に居る方が体調はマシ、ご飯を作る程度は出来ます。

 

そのころのそ一日の生活スタイルは

 

朝好きな時間に起きる
好きな時にご飯を食べる
眠くなったら寝る

 

こんな日々を過ごしていました。

 

決まりを作らない、何もしない、やりたい事だけをする

 

たったこれだけ。

 

そしてこれを実行していくと、少しずつパニックや過呼吸が起こらなくなってきたのです。

あの5年は私にとって自信を与えてくれました

5年もの間、全く人として機能していなかった私ですが、「自分はダメな人間なんだ」と思うのではなく「今は休む時」と思う事は大切な事。

 

いつ治るか分からなくても自分を見つめなおしたり取り戻さなければならない大切な時間だったのでしょう。

 

腹を決め何もしない。誰に何を言われようが何もしない。決めたのはたったそれだけです。

 

 

今辛くてもいい、必ず良くなる日が来るから

 

今辛くて悩んでいるなら、必ず自分が良くなると信じてください。5年かかっても10年かかってもいい、だってそれだけ頑張ってきたんですから!

 

普通で考えれば長期かもしれませんが、アスペルガー症候群ならストレスは人一倍なのですから何年もかかって当たり前

 

だけど絶対に治ると信じてください。それは自分が自分を信じるということ。

 

それが出来れば何も恐れる必要はありません。

 

 

本当に大切な人や物だけが残る

 

辛い中でも一生懸命生きていく、そして最後に残るのは本当に大切な物でした。

 

あまり人づきあいをしない私ですがそれでも知らないところで頑張っていたんだと思います。その頑張りがストレスとなり精神的な病を発症してしまった原因。

 

何もしない日々、一切の連絡を絶ち好きな事だけをする

 

結果、本当に大切にしなければならない物だけが残りました。

 

家族、少しだけの友人、そして自分

 

それで十分なんです、本当は。あれもこれもと欲張りすぎていたから、それを教える為に体が病で訴えてくれたのでしょう。

 

今の私なら自信を持っていえます。発達障害でも二次障害でも自分が自分を信じていれば大丈夫。

 

克服するには時間がかかるかもしれませんが、決して難しい事でありません。自分らしさを探す大切な時間なのですから、時間をかけてゆっくりと取り戻そうと思うだけで大丈夫。

 

アスペルガー症候群パニック障害があっても過呼吸でも、諦めるのではなく、前向きに引きこもる。これが大切なのだと私は考えています。

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