アスペルガー症候群は一般的に人嫌いで人付き合いが苦手で友達などとの接点を持とうとしない事が多いのに、恋愛したり結婚したりするのは何故?とご質問を頂きました。
人を好きになる感情は定型発達と同じように持っているので、ここはアスペルガーだからという事は関係ありません。
しかしやはり疑問ですよね?基本的にアスペな人は一人が良いのに・・・って。
という事でまずはどうして恋愛や結婚をしようと思ったか?から書いてみたいと思います。
アスペルガー症候群(asd)は恋愛で悩んでいる人が沢山います。
自閉症スペクトラムの人達は相手の気持ちが理解出来なかったり考え方が分からなかったりと、人とのコミュニケーションに少し特徴があり残念な事が少なくありません。
恋愛や結婚はパートナーがいるからこそ楽しいもの、それが分かっていても気付かない事が多く上手くいかなくなってしまうパターンが多いのです。
私は発達障害ですが気付いたのは40歳を過ぎてから。
女性のasdは少ないと言われますが残念な事にアスペルガーと診断されてしまいました。
しかし発達障害だと知らず恋も結婚もしてきた私。
私の過去の恋愛や結婚から気付いた数々の失敗を元に考えてみたいと思います。もしあなたが当てはまるなら少し気をつけるだけで大丈夫、きっと上手く行くはずです。
アスペルガー症候群は一般的に人嫌いで人付き合いが苦手で友達などとの接点を持とうとしない事が多いのに、恋愛したり結婚したりするのは何故?とご質問を頂きました。
人を好きになる感情は定型発達と同じように持っているので、ここはアスペルガーだからという事は関係ありません。
しかしやはり疑問ですよね?基本的にアスペな人は一人が良いのに・・・って。
という事でまずはどうして恋愛や結婚をしようと思ったか?から書いてみたいと思います。
アスペルガー症候群の彼や彼女と恋愛をしていても別れを迎えると、かなりキッパリと終わりを告げてしまうアスペルガーな人たち。
別れてしまった途端手のひらを返したかのような冷たい態度に悩んでいる定型発達の人も多いのではないでしょうか。
これはアスペでも人それぞれなのですが・・・
アスペが一つの恋が終わりを迎えると、それまで一緒に過ごした時間が全て過去になってしまう人も少なくないのです。
アスペルガー症候群と恋愛をしていると突然距離をおく。。。いったいどういうつもりなの?そら悩んでしまって当然だと思いますが、アスペルガーって時々このような理解出来ない行動を起こしてしまうのです。
付き合ってる私っていったい・・・
そう思って悩んでいる定型発達の人は多いと思いますが、何故そのような事を突然するのか考えてみたいと思います。
アスペルガー症候群とアスペルガー・・・確かに好む傾向があるのかもしれません。私は40歳を過ぎて障害を知ったので、過去に付き合った彼が同じ障害だったかは分かりませんが(汗)
ただ、自分がアスペだと知ってからお付き合いをしている友達はやはり同じ障害を持っているので、理解しやすいと言えるのでしょう。
アスペルガー症候群の人が復縁を考える・・・きっと難しい事だと思います。終わりを告げた恋という認識をしてしまうからか、アスペルガーは終わった事は終わった事と捉えてしまうのです。
しかしそんなアスペな人ともう一度よりを戻したいという彼や彼女は案外多いんですよね。
アスペルガーが恋愛をする。
これは誰もが当たり前のように持つ感情です。そしてその恋は実り二人の関係が深まっていく・・・。
しかしアスペルガーは幸せになればなる程不安を感じるような恋愛傾向がある事が多いのです。
この理由の一つに子供の頃の記憶が関わっているのかもしれません。
気付けば嫌われていたなんて経験が少なくない自閉症スペクトラムの人は、潜在意識の中で常に人から嫌われるかもしれないと思ってしまうのです。
アスペルガー症候群の人でも恋愛感情はしっかりと持っています。
定型発達の人とは異なり相手の気持ちを理解する事は難しいのですが、アスペルガー的に愛情を持って接しているのです。
そして当然、大好きな人が喜んでくれる事も望んでいます。
好きになるとその人しか見えず、相手の都合を考えにくい自閉症スペクトラムな人。
そのため、時には執拗にメールや電話をしてしまう事もあるのですが、相手がどう思っているかを考えにくいので普通では考えら得ない程しつこくなってしまうのです。
アスペルガー女性と言っても色々なパターンがあるのですが、一つ言えるのはあまり女性っぽい恋愛をしない傾向があるという事。
合理的に物事を考えるアスペルガーにとってその恋が必要でなくなると簡単に別れてしまう事もあるはずです。
気持ちの中では過去の恋をいつまでも引きずってしまい新しい恋を探せない人も多いのですが、一つの恋の終わりは女性的ではないと言えそうです。
私の過去の恋愛を参考にすると
一人の彼を好きになるとそれ以外に見えなくなってしまうところは自閉症スペクトラムの特徴と言えるのですが、別れを決意するとアッサリと終わりを告げるのも白か黒しか存在しない発達障害の特徴なのかもしれません。
別れる事を決意すると別れた途端過去の人になってしまうのも、男女ではなく障害が基本になっている考え方なのでしょう。
アスペルガーは相手の気持ちを理解するのが苦手な発達障害です。
そのため、アスペルガーは相手の気持ちを理解する事が必要な恋愛はなかなか続かず辛い経験を繰り返してしまう人が少なくありません。
アスペルガーの本人は何が悪いか分かっていないのですが、彼や彼女からすれば問題点だらけという事も。
自閉症スペクトラムの人が恋愛に手を抜いていた訳ではなく、その恋には全力を尽くしていたはずです。
しかし自分の考えだけを押し付けてしまいやすい障害なので、相手が本当に望む事を理解出来ず身勝手な思いやりをおしつけてしまう事が多いのです。
アスペルガー症候群(asd)の恋愛は思い込みが激しいため上手く進まない場合や続きにくい傾向があります。
思い込みが激しいのはアスペルガーの特徴ですが、自分で自分をがんじがらめにしてしまうと身動きがとれず、新たな恋が出来なくなってしまうパターンに陥ります。
頑固で頑なな考え方を持つアスペルガーなので、一度失恋や別れなどの辛い恋を経験してしまうと次に進むのは難しい事も。
自分のなかのこだわりを少し緩和する事が出来れば、新たな恋を見つける事も出来るのです。
アスペルガー症候群(asd)の恋愛に対する執着心は何も恋に限った事ではありません。
興味のある事全般において言える事なので、自閉症スペクトラムの人からすれば当たり前の事。
しかし相手は心のある人間、適度な距離感がなければ彼や彼女、夫や妻は息苦しくなり逃げだしたくなってしまうのです。
私も経験がありますが恋をすると一直線、その人以外何も存在しないかのように思っていました。
強く思う気持ちは最初の頃は受け入れられるのですが、あまり継続すると「重たい女」と思われ失恋・・・、辛い恋になってしまった記憶があります。
アスペルガー症候群(asd)は恋愛に依存します。
と言い切って良いほど依存する傾向が強いと言えます。
依存するものは何も恋だけではありませんが、ある人はアルコールだったり、ある人はギャンブルだったりと依存する物は人それぞれ。
決して自閉症スペクトラムだけと言う訳ではなく、ADHDや定型発達の人でも当たり前に起こる事。
「それがなくなるという不安」からしがみついてしまうのですが、asdの人にとって今までと異なる事を受け入れるのは至難の技。そのため普通の人よりも依存してしまう人が多いのでしょう。
アスペルガー症候群(asd)の恋愛や結婚の特徴は、
自閉症スペクトラム本人ではなく、相手の方に気持ちが通じ合わないと思わせてしまうのです。
発達障害は人の気持ちがあまり理解出来ない障害なのですが、周囲から見れば自分勝手、わがままと言われてしまいがち。
本人はそう思っていなくても自分にとって興味のない事であれば、忘れてしまう事が少なくないはずです。些細な事でも大きな事でも興味の対象外であれば同じ。
そのため、優しさや暖かさと言うような二人の関係を深めていく感情を共に育てる事が出来にくいのでしょう。
アスペルガー症候群(ASD)の女性の恋愛は少し難しいと言えるのでしょう。
恋愛は相手があって初めて成立するのですが、相手の気持ちや考え方を理解しにくい自閉症スペクトラムの人にとって問題は「相手の気持ちが分からない」と言う事。
だからと言って恋愛そのものが出来ない訳ではありませんので何も心配する必要はありません。
最初は難しいと感じても人間には習得する能力があるのですから、人より時間がかかっても素適な恋をする事は出来るはず。そんな恋の見つけ方や考え方を書いてみましょう。