アスペルガー症候群の人に判断を委ねて良いかどうか・・・。これ、かなり悩む部分だと思います。特に仕事の場合は些細なミスも許されない事もあり、そんな仕事をアスペルガーに判断を委ねて良いか?は難しいところ。
しかし出来る事は普通の人以上に出来たりするので、一概に無理とも言えないのです。
アスペルガー症候群(asd)はなかなか仕事が続かず転職を繰り返してしまう人が少なくありません。
知的能力が低い事が少ないアスペルガーですが、仕事の中でも何度やっても出来ない事があると転職をしてしまうのでしょう。
定型発達の人でも同じですが、誰もが産まれ持った性質や育ってきた生活環境は異なります。それは発達障害でも同じで、
発達障害だからこの仕事が向いている
と一概に言う事は難しいのです。
そんな中でも、接客業や人の気持ちを理解して話しをする仕事はあまり向いている職業ではありません。
そして人と話す事なく黙々と出来るような職業は向いている仕事と言えます。
ただ、自閉症スペクトラムの私は接客業を長年行っているので必ずしも出来ないという訳ではないので、広い目で見ると同じ業種でも詳細に分けると向いてるといえる場合もあるのでしょう。
自閉症スペクトラムの特徴に
人の気持ちが理解しにくい
というものがあります。
人と話しをするには沢山の事を考えなければならないのですが
などなど、目の前にない様々な事を考えながら話す事は非常に難しいはずです。
これはASDの人間関係が円滑に進まないと言われる問題と似通っているのですが、相手の考え方や気持ちを理解しながら話さなければならない事はASDにとって苦手だと言われる特徴なのです。
向いた職種や職業に就くと驚くような才能を発揮出来る場合があります。有名人や著名人、偉人と呼ばれる人の多くは何らかの障害を抱えていた事は有名な話。
そこまでいかずとも、自分に極力合った事が見つかれば独自の能力を使って他の人とは異なった形で才能を見出す事も出来るので、辛いと感じているなら転職を考慮する事は悪い方法ではありません。
アスペルガー症候群の人にとって仕事をどのように選ぶか?はとても重要な問題です。
仕事の問題、そしてそれに付随する他の問題を考えてみたいと思います。
アスペルガー症候群の人に判断を委ねて良いかどうか・・・。これ、かなり悩む部分だと思います。特に仕事の場合は些細なミスも許されない事もあり、そんな仕事をアスペルガーに判断を委ねて良いか?は難しいところ。
しかし出来る事は普通の人以上に出来たりするので、一概に無理とも言えないのです。
アスペルガー症候群で国立大学を卒業していたり有名大学を卒業しているのに就職が出来ない、仕事が続かない人は少なくありません。
そんな時にはアスペルガーのみならず発達障害の人向けの就労支援を行っている機関を頼ってみてはいかがでしょう。
アスペルガー症候群は発達障害です。発達障害にはアスペルガーを含む広汎性発達障害の自閉症スペクトラムや多動性と言われるADHDなどが含まれます。
しかし発達障害独自の障害者手帳がある訳ではなく、この場合は何らかの精神疾患(二次的障害)での手帳を取得する事となります。
アスペルガー症候群の人は人との付き合いや人間関係が上手く出来ない障害です。
また仕事に必要な理解力や柔軟性も少なく、向いた仕事を探すのが難しい障害です。
だからと言ってアスペルガーは就職出来ない訳ではなく向いている仕事なら続ける事は出来るのですから、あなたにあった仕事を見つけてくださいね。
発達障害の人はルーティン化されている事をするのが得意です。
プログラミングの知識があるなら相手はパソコン。人と接する事は苦手でも、自分の好きなようにプログラムを組むようなお仕事は非常に向いてるはずです。
私はプログラムとまではいきませんが独学でHTMLを勉強し、あくまでも素人ですが自分でホームページを作る程度なら出来るようになりました。
自閉症スペクトラムの人はパソコン関係の仕事が向いていると言われますが、私自身もやっていて楽しいと思える事なので、興味があるならプログラマーを目指してみましょう!
これは私が25年継続している仕事なのですが、人の悩みを聞く仕事は続かない事が多いのです。
理由は簡単なのですが、良い話を聞かないから・・・
定型発達の人は自分と他人を上手く同化?させる事が出来るので、人間関係を円滑に進める事が出来るのですが、これが上手いとカウンセラーとして心が疲れてしまい続かなくなってしまうよう。
しかし他人と自分との間に高い壁がある自閉症スペクトラムの人は、どのような話しでも客観的に聞く事が出来るからか、案外向いている仕事だと言えるのでしょう。
知識は必要ですが面白いと思えば長く続けられる仕事だと思います。
工場内作業をしている人は発達障害が多いと聞いた事があるかもしれませんが、過去に1度したアルバイトの中で一番気楽で問題を感じなかったのがこの仕事でした。
同じ作業を繰り返すのですが、ルーティンワークが得意なASDの人にとってはあまり難しいと感じる事は少ないはずです。
人との付き合いが苦手でも、物を作る作業は向いているはず。様々な工場がありますが、その中でも興味がある分野であれば続ける事が出来るのではないでしょうか。
※これらはあくまでも私が感じた向いた職業です。
アスペルガー症候群で仕事が続かず転職を繰り返してしまう人、非常に多いはずです。
それもそのはず、嫌だと思う仕事ならまず続けられず、また会社の人間関係でも悩む事が少なくないので仕方がないのです。
アスペルガー症候群の人が仕事で問題を抱えていて悩むという話は良く聞きますが、アスペルガーな人と仕事をする事で疲れてしまう周囲の人のストレスもかなりのもの。
などなど、言い出せばきりがない程イライラする事が多いのです。
自閉症スペクトラムだからと理解していても、どうしても腹が立つ・・・。そして気付けば自分が欝っぽくなってしまう事があるのです。
発達障害の人と接する事で精神的な辛さを感じうつ病などの精神疾患を患う人はカサンドラ症候群と呼ばれています。
家族がに障害があったり、仕事関係の人や友達が障害でもカサンドラと言われています。
アスペルガー症候群(ASD)の人を仕事が終わった後の飲み会に誘い断られた経験はありますか?
一つのプロジェクトが終わり労うために呑みに誘ったのに平気で断ってしまうアスペルガーの人って理解出来ないですよね、きっと・・・
これにはアスペルガーなりの理由が色々とあるのです。
アスペルガーの人はその場の空気を読む事や人の気持ちを理解する事が難しいので接客業は苦手と言える仕事です。
しかしアスペルガーの私が今まで携わってきた仕事は接客業しかなく、嫌いな職業ではありません。そして今でも接客業をしています。
アスペルガーの人は定型発達の人よりも仕事で苦手な事や出来ない事が少なくありません。これはアスペルガー症候群と呼ばれる障害なので仕方のない部分。
しかし仕事そのものが出来ない訳ではなく、仕事以外の事が出来ていない場合の方が多いのかもしれません。
アスペルガー症候群にとって相手の気持ちを理解しながら物を販売する営業職はかなり難しい仕事の一つだと言えます。
決して出来ない訳ではありませんが、コミュニケーション能力が定型発達の人より劣っているアスペルガーなので、出来れば携わらない方が良い仕事なのでしょう。
アスペルガー症候群の人は耳から聞く言葉を上手く脳で理解する事が難しい場合が少なくありません。
聞いているのに聞いていない・・・、アスペルガーと話しているとそのように思う事があるのではないでしょうか。