アスペルガー(ASD)が仕事で質問する意味

アスペルガーが同じ事を聞く時

アスペルガー症候群の人は耳から聞く言葉を上手く脳で理解する事が難しい場合が少なくありません。

同じ質問をするアスペルガー 

聞いているのに聞いていない・・・、アスペルガーと話しているとそのように思う事があるのではないでしょうか。

何度聞いても分からない事もある

アスペな人は決して

 

  • 理解したくない
  • 適当に聞いている

 

訳ではないのですが、会話そのものを全体の流れとして捉えるのがとても下手なのです。

 

一つの言葉が頭に引っかかると、そこから繋がる会話が一切耳に入らない事やその言葉ばかりが気になってしまい結局何も聞いていない・・・

 

こんなパターンが多いのですが、定型発達の人からすれば

 

何を考えているんだ?

 

になってしまうのでしょう。

 

 

気になる部分がなくなれば理解出来る事も

 

自閉症スペクトラムの人も自分が内容を理解していない事を分かっているので、再度同じ事を質問するのですが、引っかかる部分や気になる部分が解決していなければ結局同じ事の繰り返し。

 

もし自分が自閉症スペクトラムで同じ質問をする事で悩んでいるなら、何が引っかかっているか?を考えてみて下さい。

 

きっとその部分が解決すると、その部分にこだわらなくなるので相手の言いたい事が理解しやすくなるはずです。

仕事をスムーズにするにはメモが大切

発達障害の私も仕事をしていますが、その日の仕事を少しでもスムーズに進めるため、やる事が沢山ある日やいつもと違った事をする時には必ず毎朝メモを作るようにしています。

 

メモに書かれた順番にこなし、一つの事柄が終わればチェックをする。

 

これをするとかなり迷いなく的確にこなしていく事が出来るようになりました。

 

同じように、誰かに話しを聞いたならまずは書いてみる

 

書いて自分なりに分かる事と分からない事をある程度見極めてから再度質問すると、思っている以上に質問がしやすくなります。

 

もう一度同じ話をするのは発達障害でも定型発達でも苦痛です。

 

それが仕事であればなお更ですよね?

 

おまけにいつもいつも・・・であれば、きっと相手からの評価も下がり自分に対する自己評価も下がってしまうはず。

 

質問するなら漠然とするのではなく、ある程度的確な質問が出来るようノートとペンを用意しておく事がおすすめです。

 

発達障害の人は沢山の事を言われても上手く理解する事が非情に難しい特徴を持っている人が少なくありません。

 

もしあなたがASDやADHDなどの障害を抱えている人で悩んでいるなら、一度に伝える事は一つだけ。それが出来てから次の事を伝えるようにすると相手の理解度は上がるはずです。

 

アスペルガーが仕事で何度も同じ事を聞く理由は、分からない事を理解したいと言う気持ちの表れです。が、何が分からないか?を明確にする事が大切なのです。

 

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