アスペルガー(ASD)は仕事で誘いを断る

アスペルガーは仕事でも飲み会を断る

アスペルガー症候群(ASD)の人を仕事が終わった後の飲み会に誘い断られた経験はありますか?

飲み会を断るアスペルガー 

一つのプロジェクトが終わり労うために呑みに誘ったのに平気で断ってしまうアスペルガーの人って理解出来ないですよね、きっと・・・

 

これにはアスペルガーなりの理由が色々とあるのです。

突然のイベントが苦手な発達障害

自閉症スペクトラムの人は突然の出来事を受け入れる事が非常に苦手です。

 

会社の行き帰りは理由がない限り直行直帰している場合が多く、寄り道するなら前もって予定に組み込んでいなければ出来ない場合が少なくありません。

 

これは自閉症スペクトラムの特徴なのですが自分の決めた決まりを破る事が非常に難しいと感じているのです。

 

もしいつも乗っている通勤電車が何らかの理由でストップすると、定型発達の人は代替のバスなどを利用するという選択肢を選ぶはず。

 

しかし発達障害の人は通勤は電車でする物と決めているので、電車が動き始めるまで待ち続けてしまうのです。

 

これは過去、私がアルバイトをしていた時の事。途中で電車が止まってしまいいつまで経っても動く気配がない。

 

しかしバスに乗る事すら思いつかず結局そのまま帰宅した経験があります。

 

行きたくないわけではないのですが、交通手段がないから行けないと考えてしまったのです。

 

行けないなら帰る。このような選択肢しか持っていないのです。

皆と会話をするのが苦手なASD

ASDを抱える人は皆と会話をする事が苦手な場合が少なくありません。

 

会社の飲み会は数人と行く事が多いのだと思いますが、皆と会話をすると誰と話して良いかが分からず難しく感じてしまうのです。

 

そんな事も敬遠してしまう理由の一つ。そのため、1対1だと付き合う場合もあるのです。

 

 

人に合わせるのが難しい

 

頑張って話した後、虚脱感や脱力感がある

話していても何を話しているか理解しにくい

 

こんな事が原因になっています。

 

付き合いが必要な事や仲間の絆が大切な事はASDでも分かっています。

 

しかしそれ以上に一緒にいる事に苦痛を感じてしまう事も多く、これは好意を寄せている相手でも同じ事。だから一人でいる事を好んでしまうのですが・・・

 

ASDは相手の考えている事や話している事が理解しにくい場合も多く、人に合わせるのが難しいと子供の頃から知っています。

 

決して人が嫌いという訳ではないのですが、些細な部分で面倒だと感じたり億劫だと感じたりする事が定型発達の人よりも多いのです。

 

アスペルガー症候群が仕事で飲み会に誘われても断ってしまうには、アスペなりの理由が幾つもあるからなのです。

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