アスペルガーで仕事が難しいなら
アスペルガー症候群で国立大学を卒業していたり有名大学を卒業しているのに就職が出来ない、仕事が続かない人は少なくありません。
そんな時にはアスペルガーのみならず発達障害の人向けの就労支援を行っている機関を頼ってみてはいかがでしょう。
発達障害向けの就労支援や障害者職業センター
ハローワークでアスペルガーの方の募集を探す人は少なくないと思いますが、その前に職業訓練などを行ってみてはいかがでしょう。
発達障害者向けの職業訓練コースなども行っているので、まずは就職するのに足りていない必要スキルを身につける事が大切です。
闇雲に就職先を探すよりも、自閉症スペクトラムが苦手な部分を理解し訓練で変える事でより職に就きやすくなるはずです。
ハローワーク以外でも様々な団体が日本全国にあり、独自のプログラムやカリキュラムを組んでいたり就職先を斡旋してくれたりしています。
当然ASD本人に合う合わないがあるのでどこでも良いという訳ではありませんが、まずは住んでいる地域や県などにあるサービス団体を探してみて下さいね。
就労支援が行っている事
厚生労働省のサイトに詳しく記載れていますが一部を抜粋すると
ハローワーク
就職を希望する障害者の求職登録を行い、専門職員や職業相談員がケースワーク方式により障害の種類・程度に応じたきめ細かな職業相談・紹介、職場定着指導等を実施します。
地域障害者職業センター
障害者に対して、職業評価、職業指導、職業準備訓練、職場適応援助等の専門的な職業リハビリテーション、事業主に対する雇用管理に関する助言等を実施します。
障害者就労・生活支援センター
障害者の身近な地域において、雇用、保健福祉、教育等の関係機関の連携拠点として、就業面及び生活面における一体的な相談支援を実施します。
障害がある方を対象にして、その状況に配慮したきめ細かい職業訓練を実施しています。
発達障害には自閉症スペクトラムやADHD、LD障害など様々な形の障害があり、それぞれに特徴が異なります。
就職に必要なスキルを個別に訓練する事が出来るので、障害だと診断され就職する事が出来なかったり現在定職に就いていないなら一度足を運んでみる事がオススメです。
またそのような支援団体の中には色々な特色があるところも多く、数多くの職業体験から自分に合った仕事を選び訓練してくれるようなところもあります。
面接の仕方や履歴書の書き方まで手厚く教えてくれるので、本人にあった場所を選べば就職できる可能性が広がるはずです。
アスペルガーは知的障害を伴わない場合が多いのですが、人間関係の問題を数多くかかえている場合が少なくありません。
しかし社会に出ると最低限の協調性や円滑な対人関係も求められるので、このような難しいと言われている部分を習得していく事で良い就職先が見つかる場合は少なくありません。
アスペルガー症候群(ASD)が仕事をするための就労支援を上手く活用して、安心して働ける職場を探してみてくださいね。
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私も色々な人の考え方を勉強しています。
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