ビックリしやすアスペルガー症候群
ビックリする事が多いアスペルガー症候群の人は、人から何かを突然される事が非常に苦手だと感じてしまう場合があります。アスペルガー症候群の人にとって想定外の出来事は全て受け入れがたい事なのです。
だから必要以上にビックリしたり驚いたりしてしまうのですが、かなり嫌だと思っているのです。
想像が苦手なアスペにとって今しか見えない
- こうするとこうなるかも?
- もしかしたらこんな事が起こるかも?
定型発達の人は色々な事を多岐にわたって考える事が出来るのだそう。しかしアスペは
今目の前に見えている事が全て
としか考えられないでいるのでしょう。
街中を歩いていて後ろから誰かに声をかけられると
まさか声をかける人がいるなどと考えもしないから必要以上にびっくりしてしまう
リアクションがオーバーに見えてしまうかもしれませんが、本当に腰を抜かすほどびっくりしてしまう事があるのです。
これはアスペの背景が読めないとか状況判断が出来ないという事に繋がるのかもしれませんが、想像する事がかなり不得手なのでしょう。
驚くのが嫌だから変わらない日常を過ごす
突発的な出来事に臨機応変に対応出来ないのが自閉症スペクトラムの人の特徴なのですが、仕事でもプライベートでも同じです。
朝起きて、一日の流れを考える・・・
しかし突然用事を言われたり、想定外の出来事が起こると何をすれば良いか分からずパニックになる事も少なくありません。
ドキっとしてしまうのも同じで、思っていない出来事が起こると何があったのか?の状況判断が出来なくなってしまうのです。
街中で誰かに声をかけられる事を考えながら歩いていれば、後ろから肩をたたかれても問題はないのでしょう。
しかしそのような事を考えながら歩く事がないので、突然声をかけられるとびっくりして叫んでしまったりしてしまうのです。
- 突然声をかけられる
- いないと思っていた場所に人がいる
- 思わない出来事が起こる
全て脳がうまく受け止めてくれないのです。
アスペルガーと知ってお付き合いをするなら
もし自閉症スペクトラムだと知った上で付き合うなら、突発的な出来事は極力避けるのが無難です。
喜ばそうと思った事でも自閉症スペクトラムの人にとって突然だと感じる出来事だと、喜ぶよりも怒りの方が先に出てしまう事もあるのです。
いつもの事をいつものように行う
これがASDの人にとって一番心地が良いと思う行動のしかたです。
性格的には定型発達の人に理解されない事も多いかもしれませんが、その人なりの流れを強く持っているASDの人達。
面白味にかけるのも、もしかすると同じような理由なのかもしれません。
- 些細な出来事でも受け入れない
- 小さなこだわりばかりで生きている
確かに発達障害の人は色々な問題点があるのですが、その中でも一番と言ってよいほど想定外の出来事を受け入れる事が出来ないでいるのです。
冗談だと受け止められない事も多いので、アスペルガー症候群の人を驚かせたりビックリさせるのは極力避けた方が無難。あまりサプライズを望んでいないのです。
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