アスペルガー症候群(グレーゾーン)な人との近所付き合い
アスペルガー症候群(asd)と近所付き合いをしなければならないと言うシチュエーションは決して珍しい事ではありません。
それ程近しい間柄ではなくても何かと顔を合わせなければならない存在なのですが、一緒にいるだけでイライラさせてしまう事が多いのではなでしょうか。
ママ友が自閉症スペクトラムだったり、ご近所さんが発達障害とは診断されていないグレーゾーンだったりと、パターンは色々あるのですがどれもなかなか大変な事。
嫌な気持ちを少しでも減らすには、少し距離を開けるのが一番の方法なのです。
発達障害の人は何故付き合いにくいのか
私が子供だった頃はこの障害は一般的ではありませんでした。そのため私は自分が自閉症スペクトラムだと知らずに成人したのです。
当然知らなかった頃は単なる性格と思っていました、それもかなり変わった性格だと・・・。
きっと本人が知らない場合もまだまだ多く、それが当たり前だと思って大人になったので自分の変な部分を理解していない人も少なくはありません。
話している腰を折って自分の話しをする
人と合わそうとせず身勝手
嫌な事は嫌だと平気で断る
これらは全て障害の特徴です。
当然障害でなくてもこのような人はいるのですが、asdの人の特徴はもっと突出しているはず。
普通では考えられない程周りの空気を読む事が出来ないので、自分勝手、身勝手だと感じてしまうのです。
定型発達と相容れないasdという発達障害
障害を持たない人を定型発達と言います。普通の考え方、一般常識などが理解出来る人。そしてそれらが理解出来ない人が発達障害の人達。
例えば・・・
- 一般的には町内会での役割が回ってくると余程の事がない限り受けるのですが、大した理由がなくても平気で断ってしまう事があります。
- 途中で話しに入ってきても何を話すか普通は聞くのですが、割り込んできて好き勝手話す事があります。
- 皆で一緒にしようと話しが纏まっているのに、自分だけ異なった事をしてしまいます。
このように根本的な考え方が定型発達と発達障害では異なるのですが、本人に悪気はないのです。
また指摘されても理解出来ない事が多く、悪いと思う基準が異なっているのでしょう。
そのため一人だけ浮いた存在になる事が多いのですが、それに本人は気付かない。そこが周りをイライラさせてしまうのです。
近所付き合いをスムーズにするなら
基本的に何度言っても話にならない事が多いので、適度な距離を保つ事がお勧めです。
私は自閉症スペクトラムですが人との付き合いが苦手なので基本的には最小限にしています。
しかし障害があるからと言って誰もが同じという訳ではありません。
どうしても接点を持たなければならない、伝えなければならない事がある、そんな時にだけ会話をするようにすればあなたのイライラはかなり少なくなるはずです。
ママ友でも同じですが、相容れない性質を持っていると言えるのがアスペルガー症候群。
あなたにとって大切人でない限りは、深いお付き合いを極力避けるようにするのがおすすめです。
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