アスペルガーに気付くきっかけとは?

アスペルガー症候群(ASD)と自覚せずに大人に

私は自分がアスペルガーだと知らずに成人しました。

 

そしてアスペルガーに気付いたのは発達障害を疑ったのではなく他の障害(トゥレット障害)の事がきっかけでした。

 

初めての精神科で受けた診断は発達障害、そして私と同じように気付かずに受診する人が多いのです。

アスペルガーは自分で気付きにくい 

これだけ気付かないのには理由があり、自閉症スペクトラムは知能障害がないから。

 

人間関係などに問題はあっても日常生活は問題なくこなせるので気付きにくいのです。

 

性格と障害の線引きが難しい障害なのも、自閉症スペクトラムに気付きにくい部分なのでしょう。

アスペルガーな大人かも?と思っているなら

アスペルガーという言葉が一般的に知られるようになった昨今。

 

自分で気付く人も増えてきたそうですが、思い込んでいる人も少なくないそうです。

 

もしあなたがアスペを疑っているなら以下が幾つも当てはまるはずです。

 

  • 人付き合いが苦手で極力人とは接したくない
  • 友達がいない、もしくはいても1人や2人
  • 子供の頃から仲間はずれにされる事が多かった
  • 野球やバスケなど、数人で行うスポーツが苦手
  • 何かをしていて気付けば数時間が過ぎていた事がある
  • 会話の中で「冗談だよ」と言われた事がある
  • ドラマや映画を見ていても感情移入が出来ない
  • 同じ物ばかりを好んで食べる

 

どうでしょう、幾つか当てはまりましたか?

 

これは発達障害の診断をされた私に全て当てはまる事なのですが、当てはまる事があるなら自閉症スペクトラムの可能性がない訳ではないのでしょう。

 

しかし当てはまるからと言って発達障害という訳ではなので、生き辛さを感じていたり心配なら診察をしてもらって下さい。

アスペルガーだと自覚するきっかけ

きっかけは様々ですが、一番多いのが二次障害と言われる精神的な問題。

 

うつ病統合失調症パニック障害などを患い精神科や心療内科に通い発達障害が分かる場合が多いのです。

 

今は昔とは異なりasdという障害も耳にする機会が増えましたよね。

 

またADHDやLD障害などもカミングアウトする芸能人が増えてきたため、以前よりは自分や周りの人が発見してくれる事もあるのでしょう。

 

精神的な病を抱えているなら障害を疑ってみると今よりは生きやすくなる可能性もあるので、疑問があるなら是非足を運んでみてくださいね。

自閉症スペクトラムと他の障害

他の記事にも書いたのですが、私はトゥレット障害と吃音障害を持っています。

 

特にトゥレット障害はチック症と呼ばれ幼少の頃には多くの子供に見られる症状なのですが、大人になると殆どが自然になくなっていきます。

 

しかし大人になっても治らないならasdが隠れている事考えられます。

 

発達障害には

 

自閉症スペクトラム
ADHD注意欠陥多動性障害
LD学習障害

 

などがあります。

 

発達障害はADHDとasを持ち合わせている人も少なくありません。

 

私のように自閉症スペクトラムとトゥレット障害そして吃音を持っている場合もあるので、様々な障害が合わさっている事も少なくありません。

 

出来ない事が多く、普通の人は出来るのにどれだけ努力しても出来ない当たり前の事があるなら、障害を疑ってみるのも良さそう。

 

全てが障害という訳ではありませんが、自分が苦手だと思っていた事の理由が見つかると精神的にも楽になれます。

 

完治させる事は難しい事ですが、改善する手立ては自らで探す事が出来るはず。

 

アスペルガー症候群の大人が自覚する事は難しいかもしれませんが、少しでも変だと思ったなら早めの診断がお勧めです。

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