アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんから頂いたメール。
ブログへの掲載許可を頂きましたので、ご本人が特定出来ないよう所々変更し記載したいと思います。
アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんから頂いたメール。
ブログへの掲載許可を頂きましたので、ご本人が特定出来ないよう所々変更し記載したいと思います。
アスペルガー症候群の私は高校生になり、小学生の頃の学校が嫌いとは異なり学校そのものが楽しいと感じなくなってしまいました。
理由は分かりませんが、勉強にも興味が沸かず友達もパっとしない。学校も遠いし何となく楽しくない。アスペルガーが学校に行かなくなるパターンです。
部活にでも入っていればまた違ったのかもしれませんが、部活は中学1年でやめてしまい心から楽しめる事がなかったのです。
そんな中、学校ではなく外に目が向いてしまった私。一般的には嫌われている「不良」と言われる彼氏が出来た事がきっかけとなり学校に通わなくなってしまったのです。
これには他にも理由があったのですが、その理由は留年。高校2年で留年した私は新しい学年に打ち解けられず学校生活を半分放棄。自ら積極的に輪に入れないと言ったアスペルガーの問題点があったからなのでしょう。
アスペルガー症候群の私は中学生に上がりました。小学生からそのまま上がれるので学年の三分の一程度は同じ顔ですが、小学校とは異なり一番楽しかった学生生活を過ごせたのはこの中学生の時。
何が変わったかは分からないのですが、かなり自分らしさを出す事が出来たので楽に過ごせたように思います。そしてこの時期から初めて友達と呼べる人が現れました。
ただやはり友達という関係を長く継続させる事は私には難しく、1年経たずに離れてしまいます。そのため中学生の時の友達は2人。
沢山の友達が作れない事は変わりなく、皆の輪の中に入れないのも同じ。
幼少期で人付き合いが出来ないといった思考回路が出来上がってしまうのかもしれませんが、同時に2人とは仲良く出来ない私。そしてこれは今でも続いています。
アスペルガー症候群だと知らずに過ごした小学校時代。
私は大学までエスカレーター式で上がれる私立の小学校に通っていたのですが、有名な「100人でおにぎりを食べたい」と言う歌のようにはいかず、友達と呼べる友達が出来たためしがありません。
幸いな事は私立だったため近場で遊ぶ友達がいなかった事。
もし公立に通っていたなら、家に帰っても遊ぶ友達がいない事に悩んだ事でしょう。しかし我が家の最寄り駅に住んでいる人は0。そのため誰とも遊ばない事が当たり前の小学生生活でした。