アスペルガーかADHDか分からない子どもの未来に対する心配
アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんから頂いたメール。
ブログへの掲載許可を頂きましたので、ご本人が特定出来ないよう所々変更し記載したいと思います。
発達障害支援センターでのIQ検査とウィスク検査
息子を発達障害支援センターへ連れていったのはちょうど1年前です。
その時にIQ検査、ウィスク?というのもやっていただきました。
確かIQは80くらいしかなく、ウィスクの結果もでこぼこで発達障害によくある結果でした。
ただ、障害が重くなさそうなのと、息子の性格上もあり、
障害よりもできることへ目を向けて生きていけるようにした方がよい
と心理士さんに言われ、医者などで正確な検査をすることは辞めました。
なので、息子がADHDなのか?アスペルガーなのか、わかりません。
主人はかなりアスペルガーぽいと思います。
娘も何かありそうです。
自閉症スペクトラムや発達障害の子どもの未来を考える
先日、引きこもりの息子さんを抱える老夫婦の苦悩として将来いくら残したらいいかと専門家に相談する内容の記事を読みました。
それに対する世間のツイートが殆ど全て、親が子育てに失敗した結果だと、親を責める内容でした。
この息子さんは40歳近かったと思います。
この世間の反応に、私はすごく違和感を感じたのです。
だって息子がこの歳でこうなったらあとはもうお親にできることってお金を残すことくらいでは?
本気で思うのです。我が家の主人の弟はすでにそうです。
そうならないために、いま、私は色々努力しているつもりですが、それでも実際どうなるのかなんてわかりません。
子供が大人になって、どういう生活をしているか。
その結果を見て世間はやはり、親の教育を責めるようにできているんだな、と今の世の中の流れをひしひしと感じました。
何かや、誰かのせいにして、それを断罪して・・・
人類全て裁判、みたいな世の中になっているんでしょうか。
ASDやADHDでも生きやすい世の中になるのが理想
難しい事かもしれませんが、誰もが生きやすい世の中、過ごしやすい世の中になる・・・
一番の理想です。
発達障害のみならず、世の中には沢山の障害がありますが、いつの日か少し変わった所があってもそれが個性と言えるような世の中になれば素晴らしいと思います。
そのためには障害を持つ当事者が得意な分野を延ばしたり、出来る事を周囲が応援してあげたりと、小さな事でも出来る事は沢山あるのではないでしょうか。
アスペルガーの子供を持つお母さんやご両親はやはり将来の事を心配しておられますが、少しでもお役に立てるようなブログを作っていきたいと思います。
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