アスペルガー(ASD)女性は慢性疲労で辛い
アスペルガー症候群(ASD)の女性は大人になると益々慢性疲労が酷くなる事があります。これは成人した女性なら誰もが感じる事なのですが、アスペルガーは10代の頃からこの慢性疲労を感じる事が少なくありません。
学生時代から何となく疲れやすいなと思っていたアスペな私ですが、原因は内臓的な不調ではなく障害が原因。
その中には感覚過敏などで脳が疲れているという理由もあるのです。
常に体が疲れていると感じていた
アスペな人はもしかすると「元気」という意味が理解出来ないのかもしれません。
体力が沢山ある小学生、中学生、高校生の頃から、毎日がダルくて
「どうして皆あんなに元気なんだろう?」
と不思議に思っていました。
運動が苦手なのは自閉症スペクトラムの人に多いのですが、苦手とかではなく体が動かないと言った感じ。
どちらかと言えば常に疲れている・・・
そんな感覚で学生時代を過ごしてきたのです。
精神的な問題も生き辛さの原因
特にこの学生時代は友達が出来ず嫌われてしまったり、仲間はずれにされるという精神的負担も多いのですが、このような事も生き辛さの原因になっていたのだと思います。
体調が常に思わしくなく、気持ちもいつもブルー
これが自閉症スペクトラムな子供が感じているしんどいという感覚なのです。
40代を過ぎると更年期と合わさりなお更慢性疲労が伴う
私は40代を過ぎた女性なのですが、そろそろ更年期障害が出始める頃。
定型発達の人でもこの更年期障害が辛いという人が多いのですが、発達障害ならなお更心身ともに疲れを感じてしまいます。
ストレスの発散が上手く出来れば少しは楽になるのだと思いますが、自分の中でストレスを作り出してしまう発達障害の人にとって発散する事はかなり難しい・・・
そのためASDの更年期はキツイと言われているのでしょう。
生きがいややりがいを見つけよう
良く言われる事ですが、何よりも生きがいや楽しみを見つける事が大切です。
- 常に体がダルい・思い
- 何もやる気が起こらない
- 精神が辛い
どうしても普通の人以上に上手く行かない事が多い発達障害の人なので、一日中ウツウツしてしまう事があるかもしれません。
しかし少しでも好きな事があれば気持ちも上昇し精神的にも楽になるのですから、積極的に何かを見つけたいところです。
慢性疲労を上手く生きて行こう
感覚過敏があればなお更、疲労感が強く出てしまう事があります。
それもこれも障害が原因になっている事も少なくないのですが、疲れると感じないような生き方を考えてみて下さい。
私の場合は
- 人混みには出かけない
- 人とは極力接しない
- 苦手な事は極力しない
本当なら主婦業なども苦手なのですが、さすがにこればかりは放棄出来ないので、
本当に必要な事と本当は必要でない事
を自分の中で分け必要でない事を排除するとあまり生き辛さを感じないようになりました。
アスペルガー症候群の女性に慢性疲労があるのは仕方がない事。これといかに付き合っていくか?が重要なのでしょう。
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